コミュニケーションの心得
2009/11/30 19:44:17
「 言葉は素材。 感情は調味料。 会話は…食事ってとこか 」 という発言が有りました。
思わず、「 美味い! 」 とwww
どんな食事も どんな感情で、誰と食べるかによって、味が全く違いますよねぇ。(^-^ )
会話の中でも、最も難しいのが、自分の伝えたいことを効果的に相手に伝えること。
相手に話す前に 忘れてはならない 2つのことが有ります。
1、心配や怒りからではなく、愛情や想いやりからのコミュニケーション。
2、「 No 」 と言われても、それをちゃんと受け入れられる。
これを自分自身に確認して、「 うん、大丈夫 」と確信できずに話はじめると こじれます。
★ 相手に 自分の望み通りになってもらう のが目的ではなく、
相手に 自分の想いを 伝えることだけが 目的なのを 忘れない。
1、断定的に ものを言う。 「 この間も、そうだった。 」「 いつも そうじゃない。 」
2、命令口調になる。 「 ~しなさいよ 」「 ~~は、やめなよ 」
このパターンは、喧嘩になるか、反感を買うだけで、大切な部分は上手く伝わりません。
主語は、「 あなたは・・・ 」になってます。
・説得しようという姿勢ではなく、相手の気持ちを良く聞く。
・自分が得たい結果ではなく、相手が出したい結果を尊重する。
・否定形は、使わない。 潜在意識は否定形を弾くと 前に書きましたよねぇ。
具体的には、
1)事実のように決めつけず、観察から述べる。
「 私には~~~~のように見えるんだ。 」
2)自分の感じたことを伝える。
「 私は、~~~~~なことが多いように感じるよ。 」
「 私は、~~~~~のように思える。 」
3)自分の願いを伝える。
「 私は、~~~してくれると嬉しいんだ。 」
「 私は、~~~~したいと思っているんだよ。 」
4)自分を欲求を 依頼する。
「 ~~~してくれますか? 」
主語は、「 私は・・・ 」 「 私に・・・・ 」になっています。
そして、返事や 自分の思い通りの言動 は、期待しません。
目的は、相手をコントロールする ことではなく、想いを伝える ことだから。
相手から、数々の反論や批判、否定が繰り出されても、それに対して言い返さない。
目的は、「 相手が、間違っていると気付かせる 」ことではないのだから。
普段、多くの人がしている会話とは、違うので、違和感を覚えるかもしれません。
注意深く、冷静に、相手への想いを忘れずに話すと、その熱意は伝わります。
ただ・・・・あくまでも自分の欲望を満たすためではなく、
相手への愛情から始まる想いであることが前提です。
本当に自分の中に相手を否定している気持ちは無いか、責めたい気持は?
あなたのためと言いながら、自分の都合に合わさせようとしていないか?
それを 良~く確認すると・・・・出来ますか?
伝えたいことは、結局、自分の思い通りに変わって欲しいという願望だった と気づいたりする。
それは・・・・・・・・・・・・・・無理です。