『 「ケータイ時代」を生きるきみへ 』
2010/01/03 15:00:00
尾木 直樹 (著) 岩波ジュニア新書
ケータイをただ禁止すればいいの?
思春期真っただ中の中・高生時代は、親や先生に反発したり、
友達とつるんだりして自立への模索を重ねる時。
だからこそ、ケータイには、特別な魅力を感じるのです。
この便利で危険なメディアとどう付き合うか。
3000人のアンケート調査をもとに、きみたちと一緒に考えます。 付録「トラブル撃退法」。
尾木 直樹
1947年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、私立海城高校、東京都公立中学校教師を経て、現在は、法政大学キャリアデザイン学部教授、早稲田大学大学院教育学研究科客員教授、臨床教育研究所「虹」所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
* * * * * * * * * * * * * * * * * * 以上 amazon 商品説明 から * * * * *
中高生向けを意識して書かれているので、文体は、全体的に読みやすいです。^^
ただ・・・・アンケート結果の読み取り説明は、どうかな?(笑)
中高生には、ちょ~~っとワケ分かんなくなっちゃうカモですが、気にせず読み飛ばしても
問題なく、著者の伝えたいことは、分ると思います。
この本を読んで、「 子供扱いして! 」と反感を持った人。
この本を読んでなくても、普段から、時々、そう思って頭に来る人。
それが、子供だという証拠なんです・・・・・。
年齢じゃない、大人か、子供かじゃない、自分は今、どんな心身過程にあるのか。
それをまず、自分で把握し、受け入れることが大切だと思います。
思春期、青年期、中年期、高年期、老年期、みんな同じです。
この本では、大人は現状を分ってない。
だから君たちが、これからの 携帯・ネット時代を 作っていって欲しい。
そう言ってるように 思えました。
私も そう思います。
もの心ついた時から、携帯・ネットが生活の一部であった世代こそ、正しい利用法
生活へ自然な取り入れ方を 出来るのだと。
そして、人性の先輩たちに、上手に示して欲しいです。 「 依存してるよ。危険だよ。 」って。
この本では、中高生だけでなく、その親世代の現状調査、そして大学生が
ネットにハマっていた自分を振り返って。 などの文面も掲載されています。
以前、ブログにも書いたとおり、今までで1番、現状に沿った話だと思いました。