「　無理しないでね　」って良く聞きますよね。
「無理する」って、「無理しない」って、どういうことでしょうね。
基本的に人間は、身体能力を１００％使うことは、有りません。
・・・・壊れないように自動制御してるんです。
（制御が外れた　“火事場のバカ力”を　見ると分りますよね～ｗ）

(1)道理に反すること。筋道の通らないこと。また、そのさま。
(2)行うのがむずかしい・こと（さま）。
(3)困難を承知で強引に行う・こと（さま）。

「無理」の意味を辞書で引くと　こんな感じです。
無理のボーダーラインは、自分の身体が　教えてくれてます。
この身体の言うことに　耳を傾けないのが、「無理をする」だと私は思っています。

☆な～んか、だるい。眠いってほどじゃないけど、生あくびが出る。
ちょっと疲労が溜まってるかな～？
酸素が足りないかもしれないから、軽く体を動かしたり、ゆっくりと深い呼吸を何度も。
出来れば、新鮮な空気を　取り入れましょう。

☆微熱が有るよ～な、ないよ～な。
バリバリやらなくて良いから、ど～しても、やっておいた方が良いことが無ければ
ゴロゴロしながら、調子を整えましょう。
出来れば、栄養の有るものを　ちゃんと食べて、きちんと睡眠をとりましょう。

★微熱が有る。身体の一部が痛い。寒気がする。
熱は、たいてい夕方から、早いと午後から、上がり始めます。（インフルエンザは朝から）
熱が出始めたってことは、ウィルス性の何かカモしれません。
痛いということは、そこに何らかの負担がかかっているという知らせです。
甘く見ず、ちゃんと診察を受けて、適切な薬を　飲みましょう。
寒気は、「　もうすぐ熱が出ますよ～　」というお知らせですからね。
身体が熱や痛みで、「　休んで下さい。」と教えてくれてます。

★熱がある。
ウィルスは熱に弱いです。だから、身体は熱を出して戦っています。
熱を出す為に　体力を使いたいのだから、他の事に体力を使って、身体の戦いの邪魔をしないで～。
栄養ある食べ物、飲み物、薬を身体にあげて、体力を使わないよう、横になって、
戦っている自分の身体を　応援してあげて下さい。


ここでチョット、信じられない？信じてくれないかもしれない話。
植物に話しかけると、発育が違う。　って聞いたことが有りますよね。
実は、自分の細胞も、同じ効果があるらしいのです。

「　教えてくれて有難う。　元に戻そうとしてくれてありがとう。
　　身体を休めて、協力するから、体力を　思う存分使ってね。
　　一緒に　早く　元の気（もと　の　き　＝　元気）　に戻そうね。　」

って、細胞に話しかけると、細胞が喜ぶ？活性化する？って話～ｗｗ
声に出す必要は　無いんですよ～。
ただ、心の中で、痛い部分などに手を当てて、そう思うだけで。

もしも、薬も休息も　痛みや熱に　効果が無かったら・・・・・・
それは、身体機能からの　お知らせでは無く、心　からのお知らせかもしれません。

自分自身に　耳を傾けてあげて下さい。
「　何が　嫌なの？　」　「　どうしたいの？　」って。

心と身体からの　メッセージを　無視しないで　下さいね。
それが、「　無理をしない　」ということだと　私は思います。