催眠療法　施す認定を取り、更に色々な本を読み、人を見、聞き、思いました。

あ、最初に　再度、言っておきますが、催眠術とは、違いますし、
催眠は、催眠術のように、コントロールされてしまうものでは有りません。
途中で、トイレにも行けますし、咳も出来ます。
催眠中、自分の意思は、有ります。　意識も勿論、有ります。

どんな状態かと　いうと、信号待ち、電車待ちしていて、ぼ～っとしている状態。
機械的な作業をしていて、頭は他のことを考えている状態。
本や、テレビなどに　夢中になって、周りの音や声が　聞こえてない状態。
人は、日に１０回以上、非意図的　催眠状態に　なっていると言われています。

催眠療法士は、催眠状態へ意図的に誘導しますが、本人が抵抗すれば、催眠状態にはなりません。
催眠療法士は、催眠状態の人へ、潜在意識が　受け入れてくれる言葉で、
あらかじめ聞いておいた　本人の希望の内容を　話しますが、本人の無意識は、拒絶出来ます。

要するに、全ては本人次第。　なのです。
言いかえれば、「　潜在意識の言語　」　と　「　催眠の状態　」　を知れば、自分で、出来るのです。
お金も時間もかけずに、自分で、自分に自己暗示を　かけることが出来るのです。

どんな状態か、どうやって催眠状態を作るのか、どんな言葉が有効か。
これを　“誘導”という言い方をしてますけど、教えてるだけなんですよねぇ。

「　●●が欲しい　」というのは、現在、●●を持っていないと　断言していることになります。
これを　どう潜在意識に理解させるか！　具体的に伝えるのです。
５感に訴えた言い方に　変えるのです。　妄想の具現化って感じかな～。

もう１つ、現在進行形の言い方にする。
頭が痛いのに、「　私の頭痛は消えた　」と言っても身体は、痛みが有るのを知っているので、無理。
これを「　私の不快感は、徐々に薄れていき、健康な状態へと向かいつつある　」
痛み　という言葉は、ご法度なのです。
実際には、もっと細かい過程を入れるのですが・・・・・。

もっと言えば、他者に伝えたい言葉を　選べば、ちゃんと伝わるのです。
例えば・・・・・
「　心配しないで　」　←　これは、NG　。　相手には　「　心配　」　というワードのみ残ります。
潜在意識は、「　否定形　」を受け付けません。
だから、「　心配　」　は受け入れ、「　しないで　」は弾かれます。
もちろん、「　心配して欲しい　」時には、「　心配しないで～　」と言うのは効果的です♪

催眠状態に自分自身を　もっていき、正しい言語で、自分に話すと　自己暗示に成功します。

ネット上の　html CGIスクリプト　Perl言語　Java など
機械に伝える為に　正しいツールを使い、それぞれの言語が有るのと同じです。

コレを身につけると、今より少しは、生きやすくなるのだろうし、
他者を　傷つけたり、想いが間違って伝わることも減るのではないかなぁ～。

などと、考える・・・・・そういう本ってたくさん出てるけど、
本を読んだだけじゃ、感覚とか分からないから、難しいよねぇ～。
自分を実験台にして、思考錯誤して、分りやすいマニュアルとか、作成してみたいなぁ～。
やっぱ、１度は催眠状態を体験してもらって、マニュアルを渡し・・・しか無いのかなぁ。