『 植物図鑑 』
2009/09/04 11:14:51
樹が、箸で 星を 女の子に・・・・という表紙絵、好きですww
ある日、道ばたに落ちていた彼。
「 お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?
咬みません。 躾のできたよい子です。 」
「 ―あらやだ。 けっこういい男 」
男の子に美少女が落ちてくるなら女の子にもイケメンが落ちてきて何が悪い !
ある日道端に落ちていた好みの男子。
「 樹木の 樹 って書いて イツキ と読むんだ。 」
野に育つ草花に託して語られる、最新にして最強の恋愛小説 !
楽しくて美味しい道草が、やがて二人の恋になる―。
書き下ろし番外編に加え、イツキ特製“道草料理レシピ”も掲載。
******* 以上 amazon商品説明から
常連さんに、教えて頂き、「 樹 」が道端に落ちてて、しかもこのセリフww
もう~、買うしか有りませんでした。( ^∇^ )
チャットで聞いたその場で amazon購入、そして読み終えました。
図鑑 じゃなくて、小説です! 野草や野草料理を通して、物の在り方、人の在り方が
優しい 穏やかな 流れで伝わって来ました。
『どんなに悲しくても人間は悲しさで死なない。 寂しさでも死なない。
泣き疲れて死んでしまいたいと思ってもいつか泣きやむし
お腹も空くし、トイレにも行きたくなるのだ。
失恋なんかじゃ 人は死なない。 悲しいくらい滑稽に体は生きている。』
『胸にぽっかり穴が開いたような。 使い古されたこの表現には、使い古されるだけの理由がある。』
数々の言葉が、心に残りました。
中でも、もっとも残った言葉は、「カーテンコール」で、イツキが知り合った小学生の女の子との会話。
仲良かった男の子との事を 友達にひやかされ
それを かわしている内に、お互いを傷つけ合うような言葉になってしまい、
気まずくなってしまい、話すこともなくなった・・・・・犬の散歩で、会っても知らんふりをするしか無い。
その話を聞いて、イツキが、女の子に言った言葉。
「 もったいないことするね。 せっかく会えるのに 」
この記事へのコメント
私は先日、有川さんの新作で「フリーター、家を買う。」というのを購入し、読破しました。
これも、オススメしておきます(笑)
読んでて頷いたり、そんなもんなのかなー、とか、色々感じる一冊でしたよ^^
って、コメントこんなんでいいのかしら(・ω・`)
なんだかごめんなさい
また閲覧しにきます←
先日も、ひすい こたろう さんと すずき けんじ さんの 仕事に関する講演会
を聞きに行きました。
何故、最近定職を持ってない人が 増えているのか、本当に政治が悪いだけなのか
心理療法士と心理学を学んだコピーライターの講演会ですw
どんな内容の本なんでしょw
フリーターが奮い立つような内容だといいなぁ~。
「将来、何になりたい?」で「フリーター」などと言う答えが返ってこない
世の中になるといいような気がする私は、古いのでしょうかねぇ。
現在、精神科系の本が山積み・・・・・合間に読んでみたいと思います!
昔読んだ本も読み返したりしてるし・・・・・・。
ありがと(o^-')o∠☆: