「 役柄 」 を手放す
2009/12/27 20:16:21
「何かの役柄を演じていると 褒められても、愛されても、どんな思いを 相手がくれたとしても、
それは全て “役柄” に対してであり、本人は、満たされることは、ない。」
本人へは、届かない。 満たされることが無いから、求め続ける。と有ります。
先日、「 親 」という役柄に 拘っている人と話し、感じました。
「 親は、こうあるべき 」「 親としては、それでは困る 」と いう考えに捉われていたような。
ガンガン怒鳴られて、子供の頃の気持ちを 思いだしてくれた様子でした。
いずれのパターンを見ても、「 役になりきって 」 あまり良いことってないような・・・・。
何かの 役 に成りきってしまうと、
大切なものを 受け取れないし、見落してしまうのではないかな。
紫藤は、小学校高学年の頃、担任の先生に「 日記を付けましょう 」と週1提出をさせられていました。
まぁ、中学受験の文章能力を 養うという目的でもあったようで。
あまり、優等生とは言えない私は、本根で書いてました。www
ムカついた! とか、かったる~~~い。 とかね(笑)
ある時、「 殺してやる~ 」と書いて、親は呼び出され、エライ目に遭いました。
勿論、本気じゃないですよ~?
軽い気持ちで、しかも私的な場所に 如何に頭に来たかの表現に過ぎ無かった。。
しかし! 提出日記は、教育の一環で、【 私的 】ではなかったwww
それに気が付いていなかったトコが、子供なんです。(^^)
媒体は、変わっても、人間って、どの時代も そんなに変らないんじゃないかな~。
提出日記 が、 ブログに 変り、【 公 】 という(公のレベルが、違うけど)
【 公私 】 の区別が ついてない子供が、軽い気持ちで、行き過ぎた表現をする。
確かに、他者への影響力が 断違いにありますけど・・・・。
親として、教師として、大人として、上司として。
その節度も 大切だとは、思うけど、相対する 相手と同年代の自分を 思いだすのって
大切だと思うのです。
小学生の私、 中高生の私の 日記。 将来の自分に宛てた手紙。
こういうものを 時おり、読み返します。
若かりし頃の 恋愛中の自分を 思いだしてみます。
( たまに 忘れてバシバシ言っちゃうので、時々、反芻(はんすう)するのですv )
人は、過去の自分の気持ちを 思いだすことはできるけど、
未来の自分の気持ちを 思い浮かべるのは、難しいです。
ならば、先を生きている者が、相手の年代の自分に 想いを馳せたら・・・・・
頭ごなしに、上から目線で、言うことも減るのでは ないかなぁ。
伝えたいことが 相手にちゃ~~んと伝わるように・・・・そう願うなら、同じ目線を 心がけたいよね。
少なくとも、「 生意気な! 」と カッとしなくて済むんじゃない?(笑)
自分が嫌な気持ちにならないためにも、忘れずにいたいです。