『 ダーリンは外国人 』
2010/10/17 20:18:36
小栗 左多里 (著)
トニー・ラズロ (著)
メディアファクトリー
(2002/12) ~(2008/3/12)
国際結婚をした著者が、「現実」をマンガで描くエッセイ。
「国際結婚はロマンティックでアモーレな世界ばかりではない」。そんな事実を描いた第一弾、「ダーリンは外国人」。
続編の「ダーリンは外国人2」も、「うっとり」とはほど遠い「ええっ!?」や「ちょっとちょっと」、あるいは「ふーん」な出来事を紹介しております。しかし、この続編はとくに「国際結婚だから」というよりも、「目の前にいる人が独特な感じ」なので観察日記をつけている、といった方が近いかもしれません。
第3弾の「 with BABY 」ではトニー&さおりに、待望のベビーが誕生。
超心配性な2人の「てくてく」子育て模様を、爆笑ネタ満載でお届けします。おむつ代えに泣かされる日々、トニー父としての心構え、さおり母の意外な子守唄、そしてベイビーの愛くるしい姿・・・。
子供をバイリンガルに育てるための苦悩(特にさおり)、勃発した「子育てバトル」など、夫婦の関係も、第2ラウンド突入です!小児科&産婦人科の先生の適切アドバイスも収録&巻末には子育て海外模様も書き下ろしで収録!おなじく『ダーリンは外国人』な漫画家、かわかみじゅんこ先生との鼎談模様もたっぷり入ってます!
小栗 左多里
12月10日岐阜県生まれ。いて座。血液型A型。多摩美術大学デザイン科グラフィック専攻卒。95年、集英社月刊少女漫画誌「コーラス」にて、「空に真赤なモノレール」でデビュー
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実写化されているので、この作品もすっかり有名です。w
もともとは、外国人から見た日本や日本語についての感想、英語圏の人から見た
日本人の英語についての意見なんかを読むのが好きで、読み始めた作品です。
そんな私の好奇心は勿論、満足しましたが、それよりもこのお二人の暮らし方・・・
とうか、コミュニケーションの“内容”が、国際結婚とは関係なく、凄くいいな~
と思ったのです。
奥さんが気になることや 不満をチャンと言う。
それを旦那さんは、冷静に聞く。
そして「 それは努力するよ。でも完璧にはいかないと思う。 」
ある程度は、許して欲しいということも付け加えておく。
その後、奥さんは、気になっても「 ま、いっか 」と声に出してみて、気にしないようにする。
また、この逆もあり。
こんな流れって、実際には結構むずかしいものです。
日本人同士だろうが、異国人同士だろうが、同じ人間。
コミュニケーションってどんな言語でするかより 内容 と 伝え方 が関係性を左右する。
そんなことを感じます。