３月８日から捜査協力を受け入れてから、１か月が経ち、今日から警察は付かない。
１週目・・・・なんでもない。大丈夫。大したことではない。・・・それはウソ。
そう思い続けた週末、ガタっと不安や怖れがやってきた。
脳内に有るのは、犯人への憎悪と嫌悪。
そして、様々な疑問。とても公的なブログなどには書けなかった。
犯罪は罰せられるべき？　逮捕したら終わり？　逆恨みは？　逮捕よりさせないことが大事？
捜査協力って、おとり？護衛？
２週目・・・・犯人が現れるも　取り逃がす。
何で？　警察が直ぐ傍に居て、どうして？　自分が悪いと責める家族。
捜査協力したのは、間違いだったのか・・・・。
かえって危険なのじゃないか？
３週目・・・・周囲の反応が出始める。
そんなことしていいのか？　精神的に大丈夫なのか？　危険じゃないのか？
周囲の温かい心配は、家族への不安と煩わしさを増長し、負担となってしまった。

自分だけのことなら、何とでも出来る。
でも自分以外の人を四六時中護ることは出来ない。
そんなこと、十分わかっていることなのに、今更もどかしい。

信じるとは？　信頼するとは？　愛するとは？　想うとは？
本当に出来ていたのか？　そしてこれからは？

今日から警察との連絡も　警察署へ行くことも無くなる。
そして犯人は、今もどこかに。
不安じゃないと言えば、嘘になる。

死に直面すること、事故や事件に巻き込まれることは
ニュースなどでその存在を知ってはいても、どこか遠い世界のこと。
自分や自分の大切な人の人生に　起こってはならない不要なことだと誰もが思っている。
私の中にも　そういう気持ちが有ったことを　はっきりと自覚した。
今もそれらを身近に感じたいとも思わない。

けれど、取り返しのつかない事態になる前に　様々なことを体験し、感じ、考え、整理した。
今日からまた、始めよう。学んだことを　自信に換えて、生きていこう。

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