『 くじけないで 』
2011/02/08 18:46:09
「人生いつだってこれから 朝はかならずやってくる」
産経新聞「朝の詩」で注目を集める98歳の詩人
90 歳を過ぎて詩を書き始めた トヨさん、初の処女作品集
思わず涙がこぼれた、一歩踏み出せそう、友達に伝えたい、宝物にしたい…
トヨさんの感性と生き方に産経新聞へ読者の感動の声が続々と届いています。
NHKラジオ深夜便「列島インタビュー」で紹介され大反響!
今もなお、みずみずしい感性を お持ちでいらっしゃるとは、
なんと素晴らしいことでしょう。
専門の詩人の世界においても、それはきわめて稀なことです。(詩人・新川和江)
ベストセラーになっているのは、知ってました。
週に2回程行く、いつもの商店街の本屋さんで、見つけ購入。
詩集を買うのは、本当に久しぶり・・・・そして、これほど素敵な詩集に出逢うのも久しぶり。
きちんと紅をさし、お化粧・・・というよりご本人の言葉だと「 おつくり 」をしていらして、詩も人生の先輩を感じるものから、母として、女として、そしてオチャメな女の子に感じるようなものまで。
「 くじけないで 」・・・・この言葉も やさしく沁み入ります。
受験、就職、結婚、仕事、子育て、楽しいこともあれば、辛いこともある。
トヨさんの詩は、「それでも明日が来る!頑張ろう」ではなく、
悲しみや 寂しさの中にも 安らぎがあるような・・・・だから明日を迎えることが出来る。
どんな年代の人にも 伝わる何かで、やわらかく包み込んでくれる。
そんな感じを受けます。
テーマやメモ的に詩を書き、週1回様子を見に来てくれる一人息子さんと声に出して読んでみたりしながら校正し、1週間かけて1つの詩を作っているそうです。
またまた素敵なご年輩の女性に出逢いました。(^^)
明治44年生まれのトヨさんの言葉。
「 一人暮らし20年。私しっかり生きてます。 」