山本五十六
2010/08/13 22:30:51
日露戦争、第二次世界大戦(大東亜戦争)、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦の軍人で、中でも真珠湾攻撃の発案をした人物とも言われています。
抵抗のある方がいらしたら、すみません。
この言葉は、経営や指導する立場の方々が座右の銘にされるほど有名な言葉ですよね。
私もキャリアの頃、特に新人ややる気のなさそうな(?)部下には心がけていた記憶があります。
そして、この言葉通りだなぁ・・と思わされることもしばしば。
友人のブログで、お墓参りの時に、同じ墓地内にある山本五十六さんの墓石にもお参りをしてきた。という記事を見て、久々に思い出しました。(^-^ )
戦いの中にあっても、全員が覇気を持っていたわけではないと思います。
あの頃は、腕力、権力で無理にやらせることも少なくなかったでしょうが、このような言葉を残した彼は、軍事態勢を本当はどう感じていたのでしょうか。
この言葉は、江戸時代の大名、上杉 鷹山 (ようざん)の言葉
「 してみせて 言って聞かせて させてみる 」が五十六の中で彼なりの言葉となったものとも言われています。上杉鷹山は、
「 生せは生る 成さねは生らぬ 何事も 生らぬは人の 生さぬ生けり 」という、今の言葉でいうと
「 なせば成る、なせねば成らぬ、何事も 」を残した人でもあります。
「 最近の若いものは、言われたことしかやらない! 」と言われ続けて何年が立ったでしょう。
「 やってみせて 」いるのかな。 「 説明して 」上手く出来なくてもいいから「 やらせてみて 」そして、それなりに出来たことを「 褒めてあげて 」いるのかな。
まず、やってみせること・・・・・している大人が少ないように感じます。
社会や会社、上司や政治家のマイナス面ばかり説明しても、後輩は前に進まないように思います。
五十六の言葉は他にも
「 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず 」
「 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず 」
というのもあります。
戦争という特殊な心理状態の中で発せらた言葉。
余裕のある今、人生の後輩たちを育てようという心は、なぜ失いつつあるのでしょう。
それは、やはり命の限りを感じているか、感じていないかの差なのだろうか。
まずは、仕事の後輩、自分の子供たちに対して、自分はどういう言動を見せているのか。
そこから見直していきたいです。