『 子どもによる子どものための「子どもの権利条約」 』
2010/10/19 20:01:01
小学館 (1995/08) 商品寸法: 22 x 15.5 x 2 cm
本書は、’94年アムネスティ・インターナショナル日本支部主催「子どもの権利条約翻訳・創作コンテスト」最優秀賞を受賞した作品をまとめたもので、「むずかしい条約文を、子どもにもわかるように」と、自分たちの言葉で訳したものである。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * 以上 amazon 商品説明 から * * * * *
当時の中学2年生女子2人による、英語原文の翻訳です。
“まっすぐに生きるために”
大人に対して、ぼくは言う
まえおきのまえおき
今から ぼくが話すことっていうのは、
みんないっしょに住んでいる この地球で
ぼくら子供が幸せにくらすために、
“ こういうことができるといいね ”
“ こういうふうになればいいかな? ”
と、大人たちがいっしょうけんめい考えた、
そして決めた、
国と国との約束。
・・・・・(中略)・・・・
それじゃ、話を始めよう。
こんな感じで書かれています。
1989年、国連総会で採択された「 子どもの権利条約 」には184カ国の加盟国のほとんどが加入しています。
日本も1994年5月に158番目に加入しています。
内容としては、18歳以下を児童とし、その健全な育成を受ける権利と与える義務ですね。
ですが、実際にどれほど守られているのかは・・・・・。
日本に暮らす18歳以下の人達から見ると、おそらく「 当たり前 」のことがほとんどでしょう。
国と国の争いは、未だ様々な形で絶え間なく起こっていますが、人単位で考えると
願いは、ひとつ。「 少しでも 人として、幸せになるために 」。
第7条 名まえがほしい。国の人になりたい。
第18条 産んだからには逃げないで、責任を持ってほしい。
第32条 大人のために働くなんて
第34条 いやらしいことに 利用されないぞ!
第35条 ぼくらは売り物じゃない。ゆうかいもいやだ。
第36条 金もうけに、子どもを使うな。
第23条 みんなで楽しく くらすために、できること。
第24条 心と身体にいっちばんイイこと。