『 心理療法個人授業 』
2010/08/08 19:54:33
生徒「人の心ってどこまでわかるのですか?」
先生「わかってたまるか(笑)。 でも、僕らは最大限の努力はします。
心理療法は命がけの仕事なのです」
生徒「ワカランワカラン言っていて治療できるのですか?
箱庭を作ると治るんじゃないんですか?」
先生「ハハハ」
―人の心は不思議で深遠、謎ばかり。シンボーさんと少し勉強してみませんか?楽しいイラスト満載。「個人授業」シリーズ第4弾。
みんなが持ってるものなのに、人の「心」は不思議で深遠、謎だらけ。時々病気になることも…。
だから、少し勉強してみよう。厳しいけれどユーモアいっぱいの心理療法の授業。楽しいイラスト満載。『波』連載を単行本化。
河合 隼雄
1928(昭和3)年兵庫県生れ。京大理学部卒。京大名誉教授。文化庁長官。
日本のユング派心理学の第一人者であり、心理療法家。
独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深い。
南 伸坊
1947(昭和22)年東京生れ。漫画雑誌「ガロ」の編集長を7年間務める。
’80年からフリーのイラストレーター、エッセイストとして活動を開始。
路上観察学会の結成に参画するなど旺盛な好奇心を持つ。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
* * * * * * * * * * * * * * * * * * 以上 amazon 商品説明 から * * * * *
医者である姉は、人間の心理が身体に影響していることを肌で感じている。
で、医学部では(姉曰く)ちょろっとしかやらない心理学を ほとんど独学で書物から得る。
初期に読んだ本を私に貸してくれた。
どれどれ、どんな本を読んでいるのかと興味津津で読んでみた。
なるほど・・・・・分りやすいし、身近で具体的。
これを心理学というと、文理系心理学部の学生は反論するだろうけど、一般人には理解しやすい。
ちょっとは心理系をかじっている人には、物足りないかもしれない。
でも、多くの人が「 心理 」をどう捉えているのかを知るのも学びだとは思う。
なんとなく・・・とかチョロッと知りたいって人には取っつきやすい本だと思いました。