ジェンダーとセクシュアリティー
2010/04/04 23:05:11
その後、花見がてらの飲み会で、も少し砕けたジェンダーとセクシュアリティーに関しての談義。
内容は、個人的な要素も含まれるし、繊細な部分でもあるので、公的な場に
このような酒の入った状態では 記載できませんが、・・・・・濃かった。
基本的には、「 自分の生まれてきた性を 本当に受け入れていますか 」ということ。
曇りなく、「 YES 」と言えない場合、その想いは、どこから来ているのか。
では、逆の性だったら、どうなのか。
今の自分の背格好とフェイスと内面のまま、異性に置き換えて考えてみてどう感じるか。
異性になっても、アニメのキャラや ジャニーズやアイドルなどの 芸能人のように
なれるわけじゃありません。
そのことを 現実として、ちゃんと受け入れた上で、異性に変わりたいか。
要するに、自分を性も外見も内面も全て、受け入れられているかどうかを見る。
という内容・・・・だと私は感じました。
人間の性は、実は生理学的にも2種類ではありません。
同性愛は数年前まで精神的治療の必要な病気でしたが、近年では「 個性 」として
位置づけられました。
他にも性同一性症候群、身体も心も同一性だけど染色体が違う性、
身体も心も染色体も同一性だけど脳が異性など、生理学的な性も 多種あります。
「 女が嫌。 男がいい。 」という十代の女性は、少なくありませんが、このほとんどは、生理学的な問題ではなく、外的な事柄による精神的な嫌悪によるものが ほとんどです。
自分の性を受け入れられない・・・・・するとその生殖器の病気にかかる人が見受けられます。
自分の身体を自分が否定しているのだから、当然の現象なのかもしれない。
でもね、他者から「 男だから 」「 女だから 」「 男のくせに 」「 女のくせに 」って言われても
それを自分の中に 取り込んでいるのは、自分なんですよね。
性を受け入れたうえで、自分らしい生き方。
まずは、そこを 見つめてみると 何かが浮かびあがってくるのではないかな。