踏ん張れ!受験生。 そして、家族・・・・。
2010/01/21 19:01:38
Star Voiceは、現在のようなサイトに変わる前、十代中心のアニメ系お遊びサイトでした。
その6年間、毎年、この季節になると それぞれの思いがチャットや掲示板に綴られました。
合格者は、人が居る時に「 受かったよ~ww 」とハシャギます。
思うように行って無い子は、人が居なくなった夜遅くに 呟きにやって来ます。
受験に関係ない子は、「 チャットで合格祝いを~ 」と提案してきますが、それは絶~~対にNG!!
「 進級・進学 祝い程度にしてくださいね。 」とお願いしてました。
周囲の人、特にご家族には、自分の修行だと思って考えてみて欲しいのです。
本人の行く末を案じるのなら、自分の気持ちは自分の中で処理することを学べるチャンスだと思って。
普段、頭では分っていることを 実際に体験するというは、自分自身をとても大きく変化させます。
「 ど~~やって!!? 」・・・・そうですねぇ・・・ご家族のやり場の無い不安や不満、
こんなことなら・・・という後悔の念、もしかしたら罪悪感を感じている親ごさんもいらっしゃることでしょうが、どうか、責任転嫁などして誰かを責めないで下さい。
本人は、勿論、ご自身も・・・・。
このブログのBookish・・・・でも2冊程 ご紹介した喜多川泰さんのブログ記事。
『 例えばそれが手にはいるとして… 』 にこんな文章が、書かれています。
「 例えば、合格や成績向上など、望んでいるものすべてが手にはいるとして、
それと引き替えに、子供の持っている何なら失ってもいいと思えますか? 」
喜多川さんのブログへのリンクを クリックする前に ちょっと考えてみて下さいませ。
そして、Star Voiceが毎年、訴えてきたことは、
合格・不合格は、「 縁 (えん) 」です。
だから安全圏内でも、不合格は有り得るし、その逆もあります。
「 絶対 」は無いんです。
不合格だとしたら、それは、「 こっちは、道が違うよ。 」ということ。
それは、もしかしたら、その学校へ進むと 良くないことが待ち構えているのかもしれない。
違う道に行った方が、本来の自分の人生の道なのだと 教えてくれているのかもしれない。
結果が、思う通りでなかったその直後に こう思えないのは、自然なことです。
でも、必ず、そう思える自分になれます。
本命試験の前に、そこ以外の学校の不合格が出たとしたら、本命に全力投球しろ!
ということなんだ。君の道は、そこだけ。それが進む方向だ。ということと信じ 踏ん張って下さい。
結果ではなく、その踏ん張りが、これから先の長~い人生に 意味を持つのです。
この経験が、覚えた勉強や学歴より 大切なのだと思います。
特に結果が全て思わしくないと出た後、踏ん張れたら、その後の人生が大きく変わります。
高学歴が、必ずも幸せへの切符では無い ことは誰でも知っているのに
いざ、自分や、自分の身内のこととなると、「 でも・・・・ 」になってしまう。
どうしてあげていいのか、分らなかったら、何も言わなくてもいいから、
家族みんなに 温かいお風呂と 温かい食事を用意してあげると良いかもしれませんよね。