優しさの形
2010/10/23 20:31:53
「 人には優しくしたいのに 優しくできない 」
「 優しいって、どういうのか分らない 」
「 あの時、もっと優しくしていれば・・・・ 」
結構、こういうことを聞きます。
でもね、「 優しさ 」についてアレコレ考える人って、その時点で既に優しいのだと思います。
だって、そういう考えって、相手に対する気持を どう表すかを思考錯誤して生まれているわけですからねぇ。( ^-^ )
相手を少しでも気持ちよくしたくて、優しさを表したいって、十分優しいですよね。
たとえそれが、「 自分を良く見られたい 」「 優しい人だと思われたい 」
という気持からでも、良いと思います。
優しさの種を持ってない人って、居ないと思うから。
ただ、それがどんな風に育まれ、どの位の大きさで、どんな色で、どんな形かは違うだけ。
育てるキッカケは、家族からの愛でも、友人関係でも、愛するものへの思いでも
自分の評価を気にすることでも、良いのではないかな。
大切なのは、自分の中の「優しさの種」に気づいて、それを育もうとすること。
ただ1つ、忘れずにいたいのは、優しさの形は、人それぞれだということ。
だから、自分の優しさの色や形を相手が気に入ってくれたら良いけど、気に入らない場合もある。
だからといって、あなたが優しくないわけではない。
人は、自分の好みなら気に入るし、好みでなければ気に留めなかったり、相手を低く評価します。
それは、自然なこと。
相手の気に入る優しさを 表現しようと努力するのも優しさが鍛えられて良いかもしれないけれど、
自分なりの優しさを見失なっちゃったら本末転倒です。
「 どうしてあげたら良いのか、わからない・・・ 」って気持ちが出てきたら
自分なりの思いを見つめ直して、自分なりの優しさを表現すれば良いこと。
それを相手が気に入ってくれるかどうかで、優しいか優しくないかの判断をすると、自分で自分がわからなくなったり、嫌いになったりしますからご注意を。