本日の 患者さん・・・・
2009/09/07 17:30:13
月曜日ということもありますが、区民健康診断の人が、多かった~。
そんな中、久しぶりに お会いした ドイツ系ハーフの女性。
公的な場に書くのも控えた方が・・・というような人生と 現在の暮らしですが、
初めてお会いした時は、スタイル抜群の凄い美人でしたww
ですが、数年後には、何も食べなくなり、骨と皮。
そして本日は、久しぶりに私の居る午前中に 来院され、お会いしましたが、
不思議な太り方、目つき、物言いも変わってました。
最近、出される薬の内容で、なんとな~く、状態は察しが付いてましたが・・・。
以前も、日常、普通に交わされる会話の どんな言葉に異常反応するか分らないので
気を配ってましたが、今日は、最低限必要な言葉以外、使えない。 という感じで。
家が有り、パソコンを操作し、スターボイスへ来る皆さんにも 私にも 無縁の
経験したことのない、おそらく想像もつかない現実の日々を送っていることでしょう。
それでも、小さな診療所にだけ 信頼を置いて、定期的にやってきます。
専門医、福祉、ボランティア・・・必要な場が多く絡み過ぎてるので難しいのです。
精神疾患は、人生や生活が変わってしまう 病気 なんです。
その人達を目の前にしたら、「頑張って」「可愛そう」「心配だ」「大変ね」なんて言葉は、
絶対に出てこないと思います。
それらの言葉に反応したら、本当の意味で、人として一瞬に 壊れて しまうでしょうね。
何をどう感じて、何をするか、どうなるか、分りません。
世間で軽く言われている、「傷つく」「壊れる」という言葉が、物理的に 現実に なるからです。
人間は、そう簡単に 壊れません。
でも、こういった場合は、瞬間的に 人格が崩壊することも、無いとは言えないのです。
その危険性は、医者じゃなくても、話してみれば、感じます。
会えば、すぐに、感じると思います。
本人に、その自覚はないです。