デジタル コンテンツ EXPO
2010/10/14 20:59:36
CG技術の展示、GAME「 ラブプラス 」のiPhone/iPod touch向けアプリケーション「ラブプラスiM」「ラブプラスiR」「ラブプラスiN」で撮影可能なARマーカーの展示などで話題になっていますよね。
見には行けませんが、展示コンテンツをサイトで見ているだけで、ウキウキしてきます。w
電気通信大学 梶本研究室の『 Sense-Roid 』は、自分で自分を抱きしめて、他人に抱きしめられている感覚を味わえるそうです。
東大大学院/慶應大学院の『 RePro3D 』は、空中に浮かんだ3D映像に手で触った感覚を味わえ
『 Pen de Draw 』は、ペン型の触覚ディスプレイを用いて空中に線画を描くことで立体形状が簡単に作成され、出来上がった形状を触って形や感触を楽しめると。
首都大学東京の『 五感メディアによる超日常空間 』などは、次元映像はもとより,立体音響,体感チェア,触覚力覚デバイス,嗅覚デバイス,風生成システムなどから日常では体験できない空間を構成し体感できるそうです。
入院中や、外出など出来ない状態の人達にのストレス解消にも良さそうです。w
最も注目したのは、
東京大学 廣瀬・谷川研究室の『 MetaCookie+ 』!
プレーンなクッキーの見た目と匂いを変化させることで, 食べた際の味をさまざまに変化させることが出来るシステムです。
画像処理技術 によってクッキーの位置と状態(欠け・隠れ・割れなど)を認識し、HMDと嗅覚 ディスプレイを用いることで、クッキーの位置と状態に合わせた視覚と嗅覚の情報を重ねて提示します。
(説明分は正確を期すため上記リンク先 公式サイトより転載)
嗅覚と視覚で、味をコントロールするのですね~。
この実用化として、どうしても規制される入院食を美味しくしたり、ダイエット食のストレスをなくすなど考えられているそうです。
脳や五感に関する科学って、見聞きするだけでも楽しくなります。♪
が、ふと思った・・・・
交通事故で、嗅覚の脳神経が切れてしまった友人や、何らかのきっかけで24時間何日も線香の香りしか、しなくなってしまう私は『 MetaCookie+ 』を楽しめないかも。
今は、正常な五感を利用して世界を拡げる技術は、どんどん進んでますが、
そのうちに五感の何かがダメになった人達に それを補える技術が進むといいなぁ~。
嗅覚がダメになっても、美味しく食べられる装置・・・・あったらいいなぁ。