「 みんなの願い 」
2010/12/25 20:00:00
イエスキリストが神の子として 人類を救うために 生まれたとされるクリスマスに
ちょっと考えてみたいなと 思い出してみました。
「 一週間後に、地球は七色の光に包まれる。
その時それぞれの心の中で、願い事をしなさい。
その中で、最も多い願いを 地球のみんなの願いとして叶えよう。」
創生主から、地球のみんな にメッセージが下りました。
人々は、考えます。
まずは、やはり自分の願いから・・・・。
そして家族や会社、集団としての願い・・・・。
みんなバラバラの願いの中、国家としても願いを考えます。
更に、国際会議も開かれ、願いをひとつに纏めようをします。
なにしろ、「 最も多い願い 」だけしか叶わないのですから、みんなの願いを統一せねば!と。
ところが、各国の利害関係が対立し、混乱するばかり・・・・・。
リーダーシップを取っていた大統領は世界のために 決断します。
「 みんなが 願うことを やめよう 」
願いが叶えられる日が来ました。
誰も 何も 願っていないのだから、何事も起こらないはず。
地球が七色に包まれた その日・・・・・人類は、消えました。
人類以外の 地球の みんなの願い が叶えられたのです。
それは「 人類を滅亡させる 」ということ。
今から10年前に放送され、私は目からウロコ・・・どころかかなりのショックを受けました。
記憶も定かではないのですが、公式HPに残っていた文面から記憶をたどりました。
自分を含めた人類の驕り、地球環境を壊しているのは人類以外にいるのだろうか。
本来の生息地から、人間の勝手で移動させ、手に負えないとソコイラに放し、
環境を壊されたと 殺害する。
もし自分が、人類以外の生物だったら・・・・・人類を どう思うのだろうか。
「 みんな 」は、ただ懸命に生きているだけ。
人類は、“ ただ懸命に生きているだけ ”と言えるのだろうか。
人は他の生物とは違う、特別な生き物で、地球は人類のもの・・・?
全てを絶妙なバランスで、輪廻させたはずの地球や宇宙のバランスを崩しているのを見た創造主は、どう思うのだろう。
「 宇宙には意志がある 」アインシュタインは、そう言いました。
その宇宙の意志が、「 え~加減にせぇよ・・・ 」と動き出さないよう、私達にやれることは、
世界的規模の凄いことではなく、社会的な活動でなくても、自分の家から、
自分自身から ひとつかふたつ 出来ことから。