先日、断捨離をテレビや雑誌からのみ知ったと思われる人から聞いた話。
「　断　」という漢字と、「　捨　」という漢字、そして「　離　」という漢字から受ける印象は、３つとも物を処分するという感覚を覚えるそうです。

（ｰ'`ｰ;）う～ん・・・・確かにそう言われると、そんな感じにも取れる・・・。
マスコミ報道は、「　捨てる　」そして「　さっぱりさせる　」という部分に光を当てているので、「　断　」や「　離　」に関する概念は伝わりにくいんでしょうねぇ。

今の自分が　扱いきれていない量の中から、今の自分に相応しいモノを厳選し、他は手放す。
手放す時の　心の痛みをシッカリと感じ、次からは安易にモノを買わない、入れない、貰わない。
でも、またやってしまう。
また手放す痛みを味わう。

これを繰り返すうちに　自分がどんなモノへの執着や癖があるのか分ってくる。
そして、執着を手放し、モノをいとおしみ、大切に扱う。

断捨離書籍を読んだり、セミナー参加された方々は良く分っていることでしょうが、これだけ広まるとやはり本質までは難しいものなんだなぁと実感です。

同じように　広まれば広まるほど、その創始者の思いは、伝わりにくくなっていった療法やメソッドは、幾つもあります。
ある意味、当たり前なのかもしれません。
全ての人に　同じように理解してもらうのに越したことはないけど、感性もその人の状況も　性格も違うのだから。

全てのことには　様々な角度と良い点、悪い点がある。
「　正しさ　」は、それぞれの人の心の中に　それぞれの形で存在しているしね。

ただ、評論やブログ記事などを見ていて　時々思うのは、
批判するのは、簡単だけど、好みではないものの中に認められる部分を見出すのは難しい。
批判か、好みではないけれど、良い点も見出すか。
普段からどちらを　多く行なっているかで、自分自身の人生で起こる事柄への捉え方が違ってきます。

できれば、自分の好みではないけど良い点もある、ということ見出す能力を育めば、人生も違ってくるのでしょうねぇ。