これをキッカケに 細く、長~く
2011/03/23 17:09:53
チャリティ・イベントも大小各地でもようされ、『 今、自分に出来ること 』
という風潮が高まっています。
普段は、自分で投票した、もしくは投票に行っていないのに 当選した人や政党を支援するではなく、むしろダメだしする声が多いという風潮は、控え目になっています。
どれも素晴らしいことだと思います。
被災にしても、犯罪被害にしても、起こった直後だけの問題ではなく、
ずっと、ずっとその後もずっと被害者の方々の困難は続きます。
しかし、被害に遭っていない人達は、日々そのことから遠ざかって行きます。
1年後、2年後のその日には、マスコミも取り上げ、思い出すかもしれませんけど。
『 今、自分にできる支援 』は、本当に尊い行動ですよね。
そして、出来れば、『 今 』だけでなく、『 これをキッカケに 』
献血・募金・チャリティイベントを継続していくことの重要性を感じます。
時と共に、マスコミ報道の変化と共に 記憶の中に葬られても、現地は未だコツコツと動いている。
仮設住宅にお世話になったことはありません。
1995年(平成7年)1月17日(火)に発生した阪神大震災のあった年末、テレビ報道でまだ仮設から出られない人達の声を聞いただけです。
夏は暑く、冬は隙間風で寒く、音はダダ漏れ。
でも、すでにボランティアも居ず、支援金もなく、行き場もないので、ここに居るしかない。
そんな内容だったと思います。
仮設はあくまで仮りの宿。
そんな生活を何年も続ける人が、出来れば出ないよう、心や環境の支援も重要なのでしょう。
『 今 』は、刻々と流れて、連綿と続く時の一瞬。
『 今 』は、被災直後の数日、数か月ではないということ。
精一杯の支援をして、『 良し!やれることはやった。 』というだけにならないよう、
支援を受ける人が、何を必要としているのかに ちゃんと耳を傾けて
細く、長~く、支援を続けていけるといいなぁ・・・・と感じます。