就職氷河期・・・なのか?
2010/11/08 20:22:46
NHK「 日刊こどもニュース 」で11年間お父さん役をやっていらした 池上 彰 さんという方が
面接に関するアドバイザーとして、ご出演。
池上さんは、本もベストセラーだし、テレビ出演も多いらしいので、ご存じの方は多いかと。
ちょっと驚きました。
・・・・正直に言いますと・・・・池上さんの指摘箇所もさることながら、大学4年生と思われる方々の
面接の受け答え方に。
「 ・・・・えっと~・・・ 」
「 なんかー、****といいますか~、****というような感じです。 」
「 自己PR・・・ですか~・・・・・・・・そ~ですねぇ・・・ 」 などなど。
マジかよ!本気で採用して欲しい!と思っているのだろうか??と感じてしまった。
まぁ、そういう話し方の人ばかりをワザとオンエアーしているのでしょうが、正直、就職氷河期なのか、人材氷河期なのか、考えさせられてしまいました。
以前にご紹介した『 日本人の知らない日本語 』の中でも、
「 1万円から お預かりします。 」・・・・私から預かったんじゃないのか?
「 お飲み物は、コーヒーで、大丈夫でしょうか。 」・・・大丈夫かって・・・何が?変わった珈琲なのか?
「 こちら、パスタになります。 」・・・パスタに成る・・・じゃ今は何?
みたいなアルバイト仕事をし続けてきた結果なのか?と思ってしまった。
私も仕事で20代後半から30代後半くらいのビジネスマンとのやり取りは多いです。
特に気になるのは、「 なるほど ですね。 」という相槌。
・・・・・・・・・・・・・どんな丁寧語だよ・・・・文法的 以前に耳触り。
しかし、この言葉を使う人って、大概お気に入りらしく、もしくは口癖になっていて連発する!
先日は、とあるセミナー主催者が講演者インタビューで、「 なるほどですね。 」を連発してた。
それだけで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・萎えた。
全体の質が、落ちたような感じを受けてしまいました。
仲間内との「 お喋り 」と 敬語までいかなくても良いから「 丁寧語 」を
普段から分けて使うようにしたいですね。
です・ます調で話しても、じゅ~ぶん親しみを込めた話し方や関係って出来るんですよ。
聞いたところによると、「 新卒新入社員には、まず敬語から教えなくちゃならないんだ。」
と言った社員教育をしている人が居ました。
その時は、笑い話だったけど、この番組を見て、その大変さを実感しました。