自分の存在意義
2010/11/12 20:07:05
これを考える人が増えてきたように思います。
こういった思考は、思春期には出てきて自然なテーマであるとも言えますが
最近では、30代、40代、50代でも聞かれます。
結論から言うと、私は、自分で考える人生のテーマだとは思えません。
人は、存在しているだけで価値があり、何らかの理由はありますが、それは自分が決めるものではなく、他者がその人の好みや都合で評価するだけのものではないかな。
人だけでなく、全てのモノは、価値があり、理由があって存在します。
そして、その理由や価値は、全世界の人に共通の認識があるはずはなく、
「 なぜ? 」に対する答えは様々で、答えがない場合もあって自然です。
それは、どんなに人気のある有名人でも、全ての人には好かれないのと同じ。
自分の存在価値は、こうです。
と宣言しても、相手によって認めてくれたり、くれなかったり。
100人が認めてくれても、1人が認めてくれないと その一人が気になって自信をなくす。
よく聞くパターンです。
どんな意義や価値があるかは、他者に任せて、
自分には様々な価値があり、これからもその価値は磨かれていく。
そのことを自分自身が認めてあげる。
1年前の自分、5年前の自分、悩みも出来ることも大きく変化している。
それを認めてあげる。
生きている意味を考えるより、日々何が出来たのかを考える。
大人の対応ができた!
笑顔で過ごせる時間があった。
誘惑にまけず、今日やると決めたことが出来た。
空の美しさに目がいった。
生きている意味や価値って、世間をにぎわすようなスッゴイことじゃなく、
そんな些細なことの積み重ね。
当たり前のことを 当たり前に出来る人。
そうそう居ないと思いませんか。