『 へんな怪獣 』 (新・名作の愛蔵版)
2010/09/06 20:22:49
理論社 (2001/03) 193ページ 商品寸法: 21.2 x 14.6 x 2 cm
星新一ショートショート・子ども版。
卓越した発想と想像力。
簡潔であたたかいユーモア。
長年読みつがれてきた名作SFを今の子どもたちへ。
星新一の名作SFに和田誠が絵をつけた、ショートショート子ども版。表題作ほか、18編を収録する。
星 新一
1926年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。日本最初のSF同人誌「宇宙塵」を57年に創刊。
ショート・ショートと呼ばれる短編の新分野を確立し、千以上の作品を発表する。
68年に、『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。97年没。
主な著書に、『ボッコちゃん』『宇宙の声』『きまぐれ学問所』『竹取物語』などがある
和田 誠
1936年、大阪に生まれる。多摩美術大学卒業。
グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして、装丁、挿絵、絵本などを手がける。
星新一氏の作品の挿絵も数多い。絵本は『花とひみつ』(星新一作)、『けんはへっちゃら』『あな』(谷川俊太郎作)などのほか、自作の『ことばのこばこ』『かいぞくのうた』『ねこのシジミ』など多数
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
* * * * * * * * * * * * * * * * * * 以上 amazon 商品説明 から * * * * *
星新一さんのショートショートにハマった時代のある人は、たくさんいらっしゃると思います。
私も学生時代にハマって、ほぼ全巻購入しましたね~♪
作品の意外性は勿論、F氏とかN氏という名称にも魅かれてました。
なぜにFかとN? AとかBは? Fって藤井さん?船越さん? Nは中川さん?
みたいなこと感じてました。(笑)
特に好きだったのは、「妖精配給会社」← 私も妖精が欲しかった~.゚+.(´∀`*).+゚.
さて、この本は、児童書です。
漢字は使われていますが、全てにルビがふってあるので、小学生位から読める本です。
「子供が本を読まない」と言われていますが、読んで面白いと感じた本は、読まれていると思います。
漫画に負けず、子供の心を掴める本は、ちゃんと読まれている!と私は信じたい・・・・。
星新一ワールドになってますが、決して小学生でも無理なく、その妄想を掻き立ててくれます。
ショート・ショートだから、読みやすいだろうし。 忙しい大人にもね。
親子で同じ作家さんの感想を述べ合うなんてのも、素敵な会話~♪
だたし!その際に、大人の意見や感想を押し付けないように気をつけてね。
あくまでも、一人の人間として、意見を尊重し、「 聞いて 」あげてくださいませ。
妄想の仕方、方向によっては、地球環境、優しさとは、危険へと続く甘い罠なども考えさせられます。
そして、そんな風な頭の使いかたをしていると、シナプスも鍛えられるカモ~~~です。
保証も検証もないけど。
*******収録作品*******
「とりひき」「鏡のなかの犬」「へんな怪獣」「花とひみつ」(絵本にもなった作品)
「あーん。あーん。」「みやげの品」←上手い!「飲みますか」「夜の音」←好きです。
「抑制心」「ヘビとロケット」「接着剤」「廃屋」「なぞの贈り物」「足あとのなぞ」
「いじわるな星」「歓迎ぜめ」「神」←う~~んと唸らされる。「変な侵入者」「宝島」←ナ~~イスww