自分の望み と 相手の望み
2011/03/06 21:07:28
自分がしようとしている言動は、相手が望んだことなのか、
それとも自分が、こうした方がいい、きっとこうしたいと思っているに違いない、
と相手に聞いたわけでもないのに、思いこんでいることなのか。
これをきちんと区別しておかないと、後で「 してあげたのに 」とか
相手のリアクションが、自分の想像していたのとは違うことに 腹がたったり、ガッカリしたり。
「 あの人のためだから、自分はどうでもいい 」なんて犠牲的精神でやっていると
相手には、重荷になってしまったり・・・・。
あげくに自分自身も疲れて、イライラしたり。
大切なのは、
勝手な思い込みではなく、ちゃんと相手にどうしたいのか、訊ねること。
出したい結果は、自分の望んだ形ではなく、相手の望むこと。
それが、たとえ自分の望みとはかけ離れていても。
そうじゃないと、サポートではなく、コントロールになってしまうから。
相手を自分の思う通りの結果へ 導くことに成功しても、それは表面上であることが多く、
心までは、コントロールできません。
パワーハラスメント・モラルハラスメントなど その最たるものですよね。
では、自分が良いと思う意見は 言ってはいけないのか、力になれそうにないことを断ってはいけないのか。
もちろん、言ってもいいし、断ってもいいんです。
ただ、モノには言い方があります。
聞いてもらえる言い方と、拒絶される言い方。
これは、以前にも書きましたねぇ・・・・。
有った♪ 「 コミュニケーションの心得 」← ご興味のある方はどうぞ。
更に細かい より良いコミュニケーション法 というのもあるけど、とてもブログに纏めきれない。
「 コミュニケーションの心得 」だけでも、やってみると難しさが分ります。
普段の会話とは、根本的に違うので。
サポートとは、支えること。
あくまでも、相手の中にある力で立ち、進んでいけるよう 今だけ必要とされた部分のみ力を貸す。
その中には、「 何もしない 」「 見守る 」ということもあるわけで
これは、何かをしてあげるより、難しく、自分との戦い。
その基は、相手の中に秘めた力を 本気でどれだけ信頼できているか。
結局、自分が試される。