「人のため」って何かをする時
2011/01/06 20:26:21
そう言われました。
お礼を言われたのだとは 思うのだけど、★★★について、何かをしてあげた覚えどころか、何かを言った記憶も・・・・全くないのです。
誰かと間違えているのでは?と思う程に。
ある人が喜んでくれるだろうと、密かに取り寄せなどして、集めていたものがありました。
本日、さて、送ってあげよ~♪ きっと喜ぶぞ~、驚くぞ~ y(^ヮ^)y
と思ったら、肝心の物が・・・見当たらない!
昨日、友人に貰って頂こうとお菓子を手提げに入れ・・・・そう言えば、その中にスルっと入れておいたような・・・・・・で、すぐに電話してみたが、お菓子はもう食べてしまっていて、入っていた紙袋はもう捨てちゃったとのこと。
正直、「 なんで、確認してから、渡さなかったんだろう。 」と後悔。
「 なんで、あの袋の中に入れたんだろう 」と自分の行動の不思議さに愕然。
以前なら、なかなか立ち直れなかったかもしれない。
でも、直ぐに1つ目のお礼の言葉が 頭に浮かびました。
誰かに 何かを やって「 あげる。」
この時点で、やめるべきだったと。
カウンセリングでも、クライアントを私が救ってあげなくては!信頼されなくては!
何とかしてあげなくては! という心持ちでいると 上手くいかない。
“ 自分のお手柄は、手放して、相手の流れに寄り添う ”
自分が信頼を得ようとするより、まず相手の力を信頼する。
これ基本だと思っています。
誰かのために 何かをしてあげる。
これって、その気持ちの裏に 少なからず「 お礼 」や「 感謝 」など
自分の「 お手柄 」が隠れているような気がしました。
相手のために努力するればするほど、頑張れば頑張った分、喜んでくれるという見返りを どこかで期待しているんじゃないかな。
自分が思ったような反応が返ってこないと、悲しい・・・腹立つ! ガッカリする。
そういうこと、よくあるような気がします。
相手が望んで 求めて、頼んできたことではなく、自分が良かれと思って勝手にやったのに、喜んでくれないって怒るのって、二人にとって良い関係は築けませんよね。
そんなことにならないよう、あの集めた物は、一瞬で消えてしまった・・・。
そんな風に 感じました。
人に良いことをしてあげよう。 人を気持ちよくしてあげよう。
「 あげられる 」だけのモノを 持っていたら、そんなこと考えなくても相手は自然に受け取ってくれる。
「 あげよう 」と思う気持ちは 単なる驕りかもしれない。
こういう気持ち・・・・手放したつもりでいたのに、まだ形を変えて持っていた。
そんなことに気づかされました。
まだ今年は1週間も経っていないのに・・・・次はどんな気づきが訪れるのでしょう。