•  2025/07/20   [PR] 
•  2009/09/03   遺伝子 
•  2009/09/03   『　つ　ぼ　み　』 
•  2009/08/31   話す　ということ 

自分にとって、マイナスだと感じる　遺伝子　は、リスク　となるが、運命　では無い。

遺伝子を抑えることは、可能であるし、
そこには、環境と　ストレスの回避　が深い関わりを持っている。

根から養分を送られ、葉で光合成をし、つぼみ　が膨らみます。

つぼみ　の中では柔らかい花びらや、良い香りの雄しべや雌しべが出来ます。

隣のつぼみが　囁きます。
「私たちって、柔らかくて、いい香りだね＾＾」
つぼみ達は、仲良くなりました。
『　つぼみ　』は、隣のつぼみが大切な存在に思えるほど・・・・。

周りで、花が開き始めます。
『　つぼみ　』も、開く時期が来たみたいでしたが、開くのって結構、大変でした。

隣のつぼみが　囁きます。
「大丈夫？　無理しないで？　心配だよ。　あなたが幸せじゃないと私は悲しいよ。」

『　つぼみ　』は、思いました。
大丈夫かなぁ～？無理・・かなぁ。　
何よりも　大切な隣のつぼみを悲しませない為に無理するのは　やめよう。
僕が無理をせず幸せで居ることが、隣のつぼみの幸せなんだから。＾＾
隣のつぼみの為にも、僕はこのままで、幸せだ。＾＾

『　つぼみ　』は、開くことをやめ、どんどん固くなって行きます。

虫たちが、周りを飛び交って、囁きます。
「花を開きなよｗｗ　僕達に蜜を　おくれよ。　
　僕達は君の中で動き回るから、君が実を付けるのを　手伝えるかもしれないよ？」

頑固な　つぼみ　はその声を聞いて、
「そうか、自分が蜜をあげ、虫は実を結ぶ手伝いをしてくれるのか。なるほど・・・・。」
と納得して、あっけなく花を開きました。

でも固くなった『　つぼみ　』には、聞こえません。
隣のつぼみ　のために、今のままの幸せを守るために　虫たちの声は　ただの音。

「何で聞いてくれないの？　何で開いてくれないの？　実らなくて良いの？」
虫たちは、そのままではいけないと　そのままでは、本当の幸せにはならないと
イライラして怒ったり、意見したり・・・・虫たちは、悲しく嫌な気持ちになりました。

それでも、『　つぼみ　』は、気がつきません。
自分はこれで、良い。
それが、隣のつぼみ　の幸せなら自分も幸せだと　自分に言い聞かせ、
周りのたくさんの虫たちに不幸を　振りまいていることにも気がつきません。

花達は、虫に蜜を分け与え、花粉を運んでもらい、実を結びます。
自分の中に風を受け、新鮮な空気を感じ、陽の温かさを浴び、
天から降り注ぐ雨に打たれ、花びらを散らし、色々な思いをし、それでも幸せだったと、
次の世代へ引き継ぎます。

『　つぼみ　』も固いまま、決して開くことのないまま、
自分は、隣のつぼみを　幸せに出来たんだと信じ、幸せな思いを胸に
枯れていきます。

自分以外の　他の人と話していると、本を読むのとはまた違う　実りが有ります。

相手の何気ない「　言　葉　」が小さな石のように、私の心に　ポチャンと投げ込まれます。
すると水面には、波紋が広がり、小石は　静かにゆっくりと　下へ落ちていく。

何かを感じた私は、考えます。　　ゆっくりと思いめぐらします。

小石が底に　落ち着いた頃、水面はまた静かになっているのですが、
投げ込まれた　その小石分だけ、私の水面は上昇している。

相手は私に　成長して欲しいと思って言ったわけではない。
幸せになって欲しい。とか、元気だして欲しい。とか、気づかせてあげようなどと
私をコントロールすることなんか、全然考えて無い。

自分の感じたまま、言葉を発しただけなのに、ちゃんと今の私に　必要な気づき　を与えてくれる。

こういう「人と人の関係」って、何気ない優しさに満ちていて、素敵です。
私と「　会話　」をしてくれる人達に　自然に感謝の気持ちが湧いてきました。