言葉の並べ方
2009/10/21 17:33:34
インフルエンザに関する内容で、肺炎球菌ワクチンの報道でした。
新型インフルエンザより、毒性の強い 季節型インフルエンザがはやり始めました。
新型で亡くなった子供は、脳症で、お年寄りは肺炎で亡くなっています。
予防接種には、肺炎球菌ワクチンというものが有り、
それをインフルエンザ接種と共に受けると効果的です。
これを読んで、どんな風に感じますか?
では、紫藤が現場と厚生労働省からのFAXを読んでの 感想です。
今年も季節型インフルエンザが 活発になる季節となりました。
急な高熱が出たら、勝手な判断で、解熱剤やタミフル・抗生物質などを飲まず
必ず、受診して、自分にあった処置方法を 医師から聞いて下さい。
新型は、毎年のインフルエンザより毒性が弱く、現在病気を持っていない
健全な生活をしている人なら、ワクチンを打たずともリレンザなどの薬で対処できます。
ワクチンの順番が、回って来ないからと あわてないで下さい。
球菌肺炎ワクチンは、全ての肺炎に対するものでは無く、誰にでも有効とは言えません。
本当に必要な人だけが受ければ良いものです。
出来れば、常日頃からかかりつけの医師を決め、自分の体質、遺伝的可能性を含め
指導を受けられるようにしておくと 良いですね。
さて、上と見比べて、どうでしょうか?
長い!! ってのは、棚に上げて下さい。www
今年は、季節型インフルエンザのワクチンが、足りません。 これは事実です。
理由は、新型騒ぎで、ワクチン製造ラインが新型に取られ、季節型の本数を減らざるを得なくなった。
( たぶん・・・これは儲かる?とどこかで買占めが起こったカモ。
数年前のサーズの時にも こういう本数の不足が有ったけど、
結局、余ってたってこと、聞きました。)
他にも有るだろうし、以上は、あくまでも紫藤の予想に過ぎません。
なぜ、こう脅かすような報道が有ると、みな怖がるのか。
それだけ毎年、自分や自分の周りで インフルエンザにかかる人が少なく
その症状を見たことがないから、怖いのでしょうね。
逆にいえば、流行っていると言っても、その程度だということかもしれません。
死亡率も 癌 事故 事件 自殺 に比べると圧倒的に低いはずです。
「 あなたのこと好きだけど、そういう言い方されるの、嫌いだよ。 」
と言われるのと
「 そういう言われ方されるのは嫌いだけど、あなたのこと好きだよ。」
っていうのでは、相手の中に残る感情が、大きく違うって話は、聞いたことが有ると思います。
同じことを伝えるにも、言葉の並べ方で、全く与える印象が違うのですよねぇ。
自分が使う時は、 良いこと を後に持ってくる。
情報を聞く時は、整理して事実を 抜き出す。主語を揃えて、並べ替えてみる。
そういう工夫を していくと 流されない、誤解されない、しないですむかもしれません。