心理学セミナーって啓発になってません?
2010/06/08 17:51:52
これらを同列、もしくは、縦に並べている感覚があると知りました。
となると、哲学、宗教、スピリチュアル、占いも 一緒ですよねぇ。と思った。
セラピーやカウンセリング と コーチングや啓発 は、相手の心身の状態が違うと思います。
ですが、確かに最近は、心理という軸でクシ刺し、ポジティブシンキング信仰となっているような・・・。
ポジティブ思考は、心身が健全な時には有効、もしくは害はないと思います。
( 私は、WHOの健康の定義による健全な状態を意味してます。)
でも、何らかのバランスが崩れている時には、オススメできません。
低い所から落ちたら、「 痛~~い 」で済むことも 高いところから落ちると危険です。
コーチングのコーチとは、馬車のこと。
その馬車を 馬を操って、目的地に連れていく。
コーチングの対象者が 馬車で、馬が方法、御者がそれを指導する人に当たると聞いています。
主に専門分野、スポーツとか、経営とか、何かしら人生の中の1つの分野ですよね。
優秀なコーチングのプロは、相手の状態によっては、断るとも聞いています。
セミナーで 人生が変わった人も居るのだとは思います。
しかも良い方向に変わったなら、良いけど、逆に「 正しい観念はこれだ! 」
の洪水に巻き込まれ、溺れる人も います。
ほとんどの日本人は、それらの言葉を理解できるし、善人が多いので、「 そうだ、その通りだ 」
と納得もするでしょう。
なのに、実際には、日々の自分の問題は、解決してない人・・・・見かけます。
ワークを セミナー中だけでなく、日常においてやっているのかな。
小グループのワークは、きちんとしたファシリテーターが付いているのかな。
とある心理学セミナーの小グループによるシェアでは、参加者のみで そのシェアの主旨がそれていたことがありました。
セミナーを受けると セミナー・ハイという躁状態になる人が 多くいます。
それも3日~1週間で覚め、日常は変わらず。
頭に残ったのは、「 正論 」の数々。
そして、実践できてない自分。
なまじ心理学的言葉や分析、ポジティブ思考が入りこんでいる分、余計に自分の現状が許せなくなる。
でも、実際には、どうしていいかも分らない。
そんな人と 出会いました。 「 自分は頭デッカチだ 」という自己分析までしてました。
・・・・・・・・・・・・・・・苦しいでしょうねぇ。
「 誰にでも できる! 」という言葉を 時々見かけます。
でも、様々なパーソナリティ・タイプとその状態、全てに適合するって
「 どんな病気にも 効く万能薬 」だよね。
私は、マイナスの状態から、やっと地に足が付いた状態 だそうです。
これからも しっかりと地に足を付けて、「 人 」として、人に相対していきたい。
そこには、立派な私も すっごい奇跡も すっごい効果も必要なく、地道に1つ1つ
その人にあった方法を 一緒に模索し、提供していきたい。
そう 思いました。